軽作業・製造の仕事って実際どう?きつい?楽?経験者が本音で解説

軽作業・製造の仕事って実際どう?きつい?楽?経験者が本音で解説

「工場や倉庫の仕事ってどんな感じ?」と気になってる人は多いと思う。ネットで調べると「楽すぎてヤバい」という人もいれば「体がぶっ壊れる」という人もいて、どっちが本当なのかよくわからない。

この記事では、実際に軽作業・製造系の仕事をやってきた経験をもとに、リアルなところを書いておく。


軽作業・製造の仕事、種類はざっくり5つ

一口に「軽作業・製造」と言っても、実際にやる仕事の内容はかなり違う。大きく分けるとこんな感じ。

①ピッキング・仕分け(倉庫系) リストを見ながら商品を棚から取り出す仕事。ECサイトの倉庫や物流センターに多い。歩くのが多いが、頭は使わないので慣れると楽。

②検査・検品 製品に傷やズレがないかを目で確認する仕事。立ちっぱなしが多いが、力仕事はほぼない。集中力が求められる。

③組み立て・加工 部品を決まった手順で組み合わせる仕事。スマホの部品から自動車の部品まで幅広い。最初は覚えるまで大変だが、慣れると作業に集中できて「ゾーン」に入りやすい。

④梱包・箱詰め 商品を箱に詰めてテープで封をする仕事。単純作業の代表格。体力的には一番軽いが、ひたすら繰り返しなので向き不向きがある。

⑤マシンオペレーター ボタンを押して機械を動かし、製品が正常に出てきているかを見守る仕事。技術的なスキルがつきやすく、時給も高めになりやすい。


きつい部分、正直に言う

「軽作業は楽」というイメージがあるけど、きつい部分はある。きつさの種類が普通のバイトと違うだけ。

立ち仕事は足にくる 工場や倉庫は基本的に立ちっぱなし。最初の1〜2週間は足の裏と腰が痛くなる。インソールを入れるだけでだいぶ変わるので、これは最初にやったほうがいい。

繰り返しの作業が苦手な人には地獄 「同じことをひたすらやる」のが得意かどうかで向き不向きがはっきり分かれる。考えることが好きな人にはつらい可能性が高い。逆に「余計なことを考えなくていい」と感じる人には最高の環境になる。

夏の工場は暑い 空調の整備が遅れている現場だと、夏は本当に暑い。この1点だけで離脱する人も多い。逆に最近は空調完備の倉庫が増えているので、事前に確認するだけで全然違う。


楽な部分、これも正直に言う

人間関係がシンプル 接客業みたいに「お客様のご機嫌を取る」必要がない。同僚との関係も、黙々と作業してれば特に問題ない。「職場の人間関係に疲れた」という人が工場に流れてくるのはよくわかる。

スキルゼロで入れる現場が多い 研修があって、手順書通りに動けばOKという現場がほとんど。履歴書の内容で落とされることがほぼない。「前職が全然関係ない」「ブランクがある」という人でも普通に採用されている。

時間が過ぎるのが意外と早い 作業に集中していると、気づいたら休憩時間になっていることが多い。「流れ作業系の仕事は時間が長く感じる」と思っていたけど、実際は逆だった。


時給はどのくらいもらえるか

エリアや職種によって変わるが、現在の相場はこんな感じ。

職種時給目安
梱包・箱詰め1,050〜1,200円
ピッキング・仕分け1,200〜1,400円
検査・検品1,200〜1,400円
組み立て・加工1,300〜1,500円
マシンオペレーター1,400〜1,700円

注意してほしいのは、同じ「倉庫の仕分け」でも、応募の仕方によって時給が変わるということ。後で説明する。


「製造・軽作業の仕事の探し方」で損する人と得する人

仕事の探し方には大きく3つある。

バイトル・IndeedなどのアルバイトサイトでのバイトとしてのWEB応募 手軽だが、時給は一番低い水準になりやすい。短期補充の枠として「安く採用したい」という構造になっているため。

ハローワーク 無料で使えるが、求人の情報量が少なく、地方の現場がメインになりやすい。担当者の当たり外れが大きい。

派遣会社への登録 最初に一度だけ登録すれば、後は担当者から案件を紹介してもらえる仕組み。同じ現場でも時給がバイト求人より高い場合が多く、社会保険や有給休暇がつく条件のものも出てくる。製造・軽作業に特化した派遣会社は求人数も多く、未経験でも入れる案件が揃っている。

実際のところ、製造・軽作業系で仕事を探すなら派遣経由が一番コスパがいい。 登録の手間が一度かかるだけで、後は自分で探す手間が大幅に減る。


向いてる人・向いてない人

向いてる人

  • 人と話すより、黙々と作業するほうが好き
  • 決まったルールの中でコツコツやるのが苦じゃない
  • 体を動かすほうが性に合っている
  • 今すぐ収入が欲しいが、資格やスキルがない
  • シフトの自由度が欲しい

向いてない人

  • じっとしていることが苦手(逆に動き回りたい人はいいが、単調な動作が続くのがつらい場合)
  • 同じ作業の繰り返しに強いストレスを感じる
  • クリエイティブな仕事や接客に強い興味がある

まとめ

軽作業・製造の仕事は「きつい」でも「楽すぎる」でもなく、「自分に合うかどうか」で全然違う仕事だと思う。

向いている人にとっては「人間関係のストレスなし・未経験OK・時給もそこそこ」という三拍子揃った環境になる。向いていない人には、繰り返しの単調さが積み重なってしんどくなる。

もし「興味あるけど一歩踏み出せない」という状態なら、派遣会社に登録して話を聞いてみるのが一番コストがかからない。実際にどんな現場があるかを見てから決めても遅くない。

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